日朝作業部会始まる 美根担当大使、拉致解決を最優先 | trycomp2のブログ

日朝作業部会始まる 美根担当大使、拉致解決を最優先

【ウランバートル=名村隆寛、赤地真志帆】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日朝国交正常化作業部会が5日午前、モンゴルの首都ウランバートルで始まった。作業部会開始に先立ち、日本側代表の美根慶樹・日朝国交正常化交渉担当大使は「拉致問題の解決なくして、国交正常化はあり得ない」などと強調し、拉致問題の解決を最優先するとの日本側の姿勢を改めて示した。

 協議会場のウランバートル南郊にあるモンゴル迎賓館には、外務省の美根担当大使ら日本側代表団と、北朝鮮の宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使ら双方の代表団が出席し、半年ぶりの話し合いを行った。
 今回の協議は、米朝が年内の核計画の完全な申告と核計画の無力化で合意したジュネーブでの作業部会を受けたもの。米朝の接近が取りざたされるなか、日本人拉致問題の再調査、解決を求める日本側に対し、北朝鮮側がどのような反応をみせるかが焦点となる。
 また、北朝鮮側が求める日本の朝鮮半島統治をめぐる「過去の清算」問題についての話し合いも行われる見通しで、状況次第では北朝鮮側が態度を軟化させる可能性もある。

 美根担当大使は作業部会開始に先立ち、宿泊先のホテルで記者団に、「拉致問題の解決なくして、国交正常化はあり得ないということを理解してもらわないといけない。先方が具体的行動をとるよう求めていきたい」などと語った。
 日朝作業部会は3月にハノイで行われて以来、2度目。前回は拉致問題の解決を求める日本側に北朝鮮側が反発し、事実上の決裂に終わっている。


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