拉致被害者への想いを作詞・作曲して 横田早紀江さんに歌を贈った | trycomp2のブログ

拉致被害者への想いを作詞・作曲して 横田早紀江さんに歌を贈った

心の中で歌っていた歌
拉致被害者への想いを作詞・作曲して 横田早紀江さんに歌を贈った
目片 英子さん 高森在住

 ○…「国民の一人として、子を持つ親の一人として、私も何かの役に立ちたかった」。テレビから流れる拉致被害者のニュース映像を見ながら詞を書き、何度も書き直して曲をつけた。22日にあった横田早紀江さんの講演会に先立ち、500人が見守る会場でその歌『祈り』を独唱した。昨年の夏には完成していたというこの歌だが、今までずっと、「自分の心のなかで歌っていた」という。

 ○…昨年暮れに、横田さん夫妻が市内で講演することを耳にした。すぐさま主催者に「歌を贈りたい」と直談判をした。「滋さん(早紀江さんの夫)の入院を知って、『この歌を贈ろう、元気づけたい』。という気持ちが強くなりました」。「初めは大勢の前で歌うことを『恥ずかしい』と思いましたが、そんな気持ちは失礼だと思い、歌わせて頂くことにしました」。この歌を舞台袖で聞いた横田さんは、「素晴らしい歌をありがとうございます」と、温かい表情で手をかざしたという。

 ○…指揮者として活躍していた父の影響で、生家は音楽一家だった。高校を卒業して上京、市光工業に就職した。その後、京都に移り住み、作詞作曲を学んだ。25歳で結婚、2人の娘を持つ母になった。「子どもを連れ去られた親の気持ちを思うと、本当に悲しい」。一語一句を何度も書き換えながら作った歌。直接贈れた嬉さもあるが、やはり複雑な思いが去来している。

 ○…作詞作曲には知る人ぞ知る活躍がある。校歌や社歌、企業のCMソング、地域のスポーツチームには応援歌を頼まれ、提供している。「私の歌は銚子商業の校歌がお手本なんです」。昔、甲子園の中継で耳にした校歌で、それ以上の縁もないが「短い歌にたくさんの思いが込められている」のだという。長崎県出身。夫と2人でスポーツ店『メカタスポーツ』を営む。夫と2人の娘の4人家族。
伊勢原版─タウンニュース