中国、10日にも修正案 6者協議、米朝「打開へ努力」 | trycomp2のブログ

中国、10日にも修正案 6者協議、米朝「打開へ努力」

 北京で再開した北朝鮮の核問題をめぐる6者協議は2日目の9日、北朝鮮が核施設を稼働停止する代わりに関係国が北朝鮮に支援することなど、核放棄へ向けた「初期段階の措置」を盛り込んだ議長国・中国作成の合意文書素案をもとに調整作業に入った。同日午後には米朝の首席代表が北京入り後初めて直接協議した。10日にも中国が修正案を示すとみられるが、対立点の解消にはなお時間がかかるとの見方が出ている。

 9日午前の首席代表会合で、北朝鮮は「本国の訓令に従って自らの立場を示した」(韓国外交当局者)という。6者協議筋によると、北朝鮮は米韓合同軍事演習を批判。米国の金融制裁の解除問題などにも触れ、議論は難航したという。

 一方、米朝首席代表は北京のホテルで昼食をとりながら協議。米国のヒル国務次官補は協議後、記者団に「我々は慎重ながらも楽観的だ」と発言。同夜にも「1、2点の相違が残っているが大きな問題ではない」と語った。北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官も「一致した部分もあり、全般的にはまだ対立点もあるが、もう少し努力して打開しようということだ」と述べた。

 日本代表団関係者は同夜、「まだまだ調整すべき立場の違いが残っている。意見の集約には時間がかかるというのが率直な感想だ」と述べ、合意までには曲折があるとの見方を示した。ロシア首席代表のロシュコフ外務次官ら複数の協議関係者は同夜、中国が10日にも合意文書の修正案を示すとの見通しを語った。

 複数の協議関係筋によると、中国の素案は、北朝鮮が2カ月以内に寧辺(ヨンビョン)の核関連施設の稼働を停止し、国際原子力機関(IAEA)の査察官を復帰させる措置をとる一方、残り5カ国が「同時行動」として経済・エネルギー支援を北朝鮮に提供することや、「日朝関係」を含む複数の作業部会を設置する項目が盛り込まれている。

 ヒル氏は9日夜、記者団に対し、5作業部会の設置が想定されることを明らかにした。「日朝」のほか、非核化▽対北朝鮮エネルギー支援▽米朝関係▽北東アジアの安全保障が盛り込まれる可能性がある。

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