北朝鮮不正輸出事件で逮捕状 | trycomp2のブログ

北朝鮮不正輸出事件で逮捕状

生物化学兵器の製造などに転用できる「真空凍結乾燥機」と呼ばれる機械を、北朝鮮に不正に輸出したとして、警察は、外国為替法違反の疑いで、東京・文京区の貿易会社社長の逮捕状を取りました。

山口県と島根県の警察本部は、ことし2月、「真空凍結乾燥機」を、経済産業省の許可なく、北朝鮮に不正に輸出した疑いがあるとして、東京の複数の貿易会社を捜索し捜査を進めていました。この結果、東京・文京区の貿易会社が、平成14年9月に、真空凍結乾燥機1台を、横浜港から台湾を経由して、北朝鮮に不正に輸出していた疑いが強まったということです。警察は、外国為替法違反の疑いで、この会社の58歳の社長の逮捕状を取っており、容疑が固まりしだい逮捕して、事件の本格的な解明に乗り出すことになりました。警察の調べによりますと、この社長は、知り合いの北朝鮮の企業から頼まれて、機械を輸出した疑いがあり、これまでの任意の調べに対して、「違法とはわかっていた。軍事的な目的に利用されると思った」などと供述しているということです。真空凍結乾燥機は、物質を凍結させて水分を蒸発させる機械で、主に食品や医薬品などの製造に使われますが、生物化学兵器の製造などに転用できるため、経済産業省は、許可なく特定の国に輸出することを禁止しています。
NHKニュース