北朝鮮元工作員に実刑判決、覚せい剤密輸容疑 韓国 | trycomp2のブログ

北朝鮮元工作員に実刑判決、覚せい剤密輸容疑 韓国

 北朝鮮製覚せい剤の韓国への密輸や売り渡し、使用などの罪に問われた北朝鮮の亡命元工作員、安明進被告(39)に対し、ソウル地方裁判所は17日、求刑(懲役3年)を上回る懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡した。イ・ハンジュ裁判長は「覚せい剤を持ち込んだ量が多く、頻繁に使用した。他の被告にも強要しており、実刑は免れない」と語った。

 公訴事実によれば、安被告は05年6月、北朝鮮に住む知人から人を介して覚せい剤75グラムを韓国に密輸するなどした。本人も05年4月から今年7月まで計16回にわたり、覚せい剤を使った。07年2月にソウル市内で覚せい剤約5グラムを100万ウォン(約12万円)で販売するなどしたという。

 著書などによると安被告は68年、北朝鮮の黄海北道生まれ。工作員養成機関の金正日政治軍事大学で工作員としての訓練を受け、93年に韓国への侵入任務中に亡命したという。7月9日、同居女性(33)とともに、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で、警察に逮捕された。

 これまでの公判で、安被告は「とても恥ずかしいことをした」と証言。亡命後、韓国情報機関の国家情報院(国情院)の指示で対北朝鮮関係の仕事をしていたという。国情院から紹介を受けた情報提供者から覚せい剤を見せられ、好奇心からその場で使用。国情院に報告したところ、「覚せい剤には触れないように」と指示されたが、北朝鮮情報を収集する一環として密輸したという。

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