辛容疑者の補助工作員、日本人複数を拉致対象として調査 | trycomp2のブログ
大阪市の中華料理店店員原敕晁(ただあき)さん(当時43)が80年に北朝鮮に拉致された事件で、主犯とされる元北朝鮮工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)とともに原さん拉致に加わったとされる元工作員の男(78)が、原さんを拉致する前に別の日本人を拉致対象者として物色していたことがわかった。男は韓国の軍事情報の入手活動などもしており、辛容疑者の補助工作員とみられている。警視庁公安部は来月にも辛容疑者とこの男を国際手配する。
男は85年に辛容疑者とともに韓国の捜査当局にスパイ容疑などで逮捕された。服役した後、韓国・済州島で暮らしている。
韓国の公判資料などによると、男は原さんを拉致する前の78~79年ごろ、複数の独身日本人男性を拉致対象者として選び出し、身辺を調査していたという。
男は大阪の朝鮮総連系の学校長を経て婦人服の小売業を営んでいた。日本に潜入していた辛容疑者が76年ごろに接触し、工作員として抱き込んだとされる。
辛容疑者の配下となった後の78年には、北朝鮮で約1カ月にわたって工作員教育を受けた。その際に「独身の日本人男性や若い女性を連れてくること」などといった指示を受けて日本に帰国し、対象者を物色した。
男は原さんを拉致した後、17回にわたり韓国に潜入。韓国内では米軍や韓国軍の駐屯状況や釜山周辺の海岸の警備状況などの情報を収集し、辛容疑者に報告していたらしい。
80年6月、JR大阪駅近くの飲食店で、辛容疑者らが貿易会社の採用面接を装って原さんを連れ出した際には「貿易会社の常務」といううその肩書で同席し、宮崎まで一緒に行ったという。
辛容疑者の補助工作員、日本人複数を拉致対象として調査 (朝日新聞) - goo ニュース
