脱北者支援を訴え…NGO代表「日本人まだ出る」 | trycomp2のブログ
「態勢整えておくべき」
脱北者の保護・支援を訴え続ける山田代表
北朝鮮からの脱北者の救出活動を続けている非政府組織(NGO)「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の山田文明代表が12日までに夕刊フジの取材に応じ、脱北者の保護・支援を訴えるとともに、日本の拉致被害者が脱北する可能性を指摘、「迅速に救い出す態勢を整えておくべきだ」と呼びかけた。
1999年ごろから脱北者の救出活動にかかわってきた山田氏。2年前には中国・上海で脱北者を韓国に亡命させようとして中国公安当局に拘束されたが、人道的視点から活動を継続してきた。
最近、中国政府が拘束した脱北者を続々と北朝鮮に強制送還していることについて、山田氏は「胡錦濤国家主席が訪朝するなど、中国が北の金正日体制維持を望んでおり、体制崩壊につながる脱北を阻止する構えのようだ」と指摘。「送還された脱北者はむごい拷問や死刑など深刻な処罰を受ける。何とか助けなければ」と語る。
脱北者の中に日本人妻がいることは知られているが、韓国の拉致被害者のうち数人が脱北して帰国していることから、「日本の拉致被害者も脱北してくる可能性がある。その時に迅速に救出する態勢を整えておくべきだ」と語った。
米国下院は昨年夏、脱北者を保護、支援する「2004年北朝鮮人権法案」を通過させた。日本もこれを受け、民主党が今年の通常国会に「北朝鮮人権侵害救済法案」を提出。自民党も「北朝鮮人権法案」を作成したが、6カ国協議への影響などを懸念し、国会提出が見送られている。
「脱北者や拉致被害者を救済するためにも、日本政府は法案整備してほしい」と訴える山田氏。13日午後2時から、さいたま市大宮区のJACK大宮ビルで「拉致問題を通じて日本のあり方を考える~恐怖の北朝鮮、驚愕の人権抑圧の実態」という講演会を開く。
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