6カ国協議「非核化部会」、申告・無能力化は同時並行で | trycomp2のブログ

6カ国協議「非核化部会」、申告・無能力化は同時並行で

【瀋陽(中国東北部)=丸谷浩史】17日に閉幕した北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の「非核化部会」は、核放棄の「次の段階」の焦点である核計画の申告と核施設の無能力化という二つの措置を並行して進めることで一致した。話し合い継続を優先する米国と、米国との対話を重視する北朝鮮の思惑がかみ合い、高濃縮ウラン(HEU)計画の扱いなどを先送りして衝突を回避した。9月の6カ国協議本会合など「日程ありき」の交渉は核廃棄の実効性を薄める危険が伴う。

 「今回は交渉ではない。合意は必要ない」。2日間にわたった非核化部会の意味は、米代表のヒル国務次官補が語ったこの言葉が象徴する。混迷する中東政策に比べ、外交成果を期待できる北朝鮮問題について、ブッシュ政権には現状で「決裂」の選択肢はない。事実、ヒル次官補は部会閉幕後、記者団に「会合は生産的だった」「次のステップは残る3作業部会を開き、6カ国協議の本会合を開くことだ」と自賛し、次の日程実行への意欲を示した。(01:00)


NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース-アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報