韓国、北朝鮮の姿勢評価・金英男氏と家族の再会で
【ソウル=峯岸博】韓国統一省は8日、北朝鮮が金英男氏と家族を再会させると表明したことについて「(南北)分断の痛みを解消する未来志向的な姿勢」と評価した。NIKKEI NET:政治 ニュース
北朝鮮の金剛山で実施する南北離散家族再会事業で22―24日に会う日程が有力だ。同省は再会に向けて北朝鮮と5月中旬から折衝してきたことも明らかにした。
韓国の盧武鉉政権には家族の今回の再会を演出して「拉致問題解決に消極的」という国内の批判を和らげ、重点を置く北朝鮮との融和路線を維持したい思惑がある。
その一方で、拉致問題で強硬姿勢を崩さない日本にはいら立ちもにじませている。同省幹部は拉致問題への対応について「政治的な意図を持って扱えば、解決が 遅くなりその被害が家族らに及ぶ」などと指摘。日本政府や韓国内保守派を暗にけん制した。 (23:00)