ミリタリーバランス:中国軍事費、公表額の1.7倍に | trycomp2のブログ

ミリタリーバランス:中国軍事費、公表額の1.7倍に

 【ロンドン山科武司】英国際戦略研究所(IISS)は24日、国際軍事年鑑「ミリタリーバランス06」を公表し、中国の実際の軍事費が公表額の1.7倍に上るとの見方を示した。

 年鑑によると、中国の公式の03年軍事関連予算は1907億元(約230億ドル)だったとされるが、IISSの試算では3284億元に達しているという。当時の為替レートなどを勘案すると396億ドルに相当し、国内総生産(GDP)の2.7%を占めるとされる。米国は3.7%、英国は2.4%だという。

 年鑑は中国が沿岸地域で海軍やミサイル部隊を中心に軍備近代化を進めていると指摘し、「欧米や周辺地域の緊張が強まっている」と分析した。

 また、紛争地で民間軍事会社の役割が拡大している理由について、年鑑は軍事費抑制の経済的側面に加え、紛争長期化で正規軍駐留が困難になる局面が増えたためと分析、「規制する国際法は整備されておらず、活動を制御できない恐れがある」と懸念を示した。イラクでは現在1万5000~3万人の民間軍事会社社員が活動しているという。

毎日新聞 2006年5月24日 23時01分
ミリタリーバランス:中国軍事費、公表額の1.7倍に-ヨーロッパ:MSN毎日インタラクティブ