6か国協議 合意文書へ調整
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議は、4日目の11日夕方、北朝鮮が核関連施設の稼働停止などに応じる見返りに大規模なエネルギー支援を求めていることについて、6か国の首席代表による会合が行われ、議長国中国を中心に合意文書の作成に向けた調整が続けられています。
北京では11日、6か国協議の関係国の間で2国間の会談などが行われたあと、釣魚台迎賓館で11日夕方、首席代表による会合が1時間近く行われました。これまでの協議では、北朝鮮が、核関連施設の稼働停止などに応じる見返りに、アメリカによるいわゆる「敵視政策」の撤回や、200万キロワット以上の電力か、50万トン以上の重油のエネルギー支援を求めているものとみられ、こうした内容について協議が行われたものと見られます。アメリカ代表のヒル国務次官補は会合に先立って、「北朝鮮がこの問題を検討し返答すると言っている。首席代表者会合のときに返答を得られるかもしれない」と述べて、北朝鮮が進展につながる回答を行うかどうか、見守りたいとする姿勢を示しました。エネルギー支援の規模や時期をめぐっては、北朝鮮とほかの5か国だけでなく、5か国の間でも意見の隔たりがあり、調整は難航しています。このため、議長国・中国は、核の放棄に向けて各国がまずとるべき措置をどのように合意文書に盛り込むかをめぐって調整を続けています。
NHKニュース