松本さん失踪時、不審船確認 政府、拉致認定へ 17人目 | trycomp2のブログ
昭和52年に鳥取県米子市で行方不明となった松本京子さん=失踪当時(29)=について、政府は拉致被害者として認定する方向で調整を進めていることが10日、分かった。被害者認定されれば昨年4月に認定された田中実さん=拉致当時(28)=に次ぎ、17人目となる。松本さんの失踪直前に現場付近の海上で北朝鮮工作船とみられる不審船が確認されていたことが新たに判明し、警察当局は全容解明に向けさらに捜査を進める。
関係者によると、松本さんは昭和52年10月21日夜、「編み物教室に行く」といって米子市の自宅を出たまま行方不明となった。失踪直前に自宅近くで松本さんと男2人が立ち話をしているのを住民が目撃。住民が声をかけると、男の1人が殴りかかり、松本さんを日本海の方向へ連れ去った。自宅近くの林には松本さんのサンダルの片方が残されていた。
警察当局は最近になって、これまで確認できなかった親族らから当時の状況を聴取。さらに失踪前後の不審船の動向をさかのぼって調べたところ、日本海に北の工作船とみられる不審船が航行していたことを突き止めた。こうした捜査の結果、松本さんが北朝鮮に拉致された可能性が高いとして政府は被害者認定に向けた検討に入った。
認定には(1)北朝鮮の国家的意思が推認される(2)本人の意思に反する(3)北朝鮮に連れて行かれた-の要件を満たすことが必要。平成14年10月にマレーシアで行われた北朝鮮との国交正常化交渉で、日本側は松本さんら3人について、拉致された可能性が高いとして安否確認を要求したが、北朝鮮側は拉致を否定した。
(産経新聞) - 11月11日8時1分更新
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