来る者拒まず「同志」急増 西村真悟議員 | trycomp2のブログ
「おれと志を同じくするなら、履歴書なんていらん」。弁護士法違反容疑で大阪地検特捜部と大阪府警に逮捕された衆院議員の西村真悟容疑者(57)は、ともに働きたいという人がいれば、いともたやすく受け入れていたという。そうして集まった「同志」の中に、無資格の弁護士活動をした容疑で逮捕された鈴木浩治容疑者(52)がいた。「いつか不祥事に……」という側近らの不安は現実になり、「タカ派の論客」は容疑者の立場に転落した。
「西村さんのところは、カネのかからない陣営だった」
9月の総選挙後、関西の連合幹部は、西村容疑者の選挙を評した。
北海道から長崎まで、西村容疑者の選挙応援を志願する150人ものボランティアが大阪府堺市に集結。2泊から1週間泊まり込み、手弁当でポスター張りやビラ配り、選挙カーの運転をした。陣営関係者は「交通費も出さなかった」という。
弁護士法違反容疑で逮捕された政策秘書の佐々木俊夫容疑者(47)もかつて、そんな「同志」の1人だった。
97年5月、西村容疑者らが尖閣諸島・魚釣島に上陸した際、佐々木容疑者は支援メンバーとして参加した。「魚釣島の上陸で『ファン』が全国に広がり、こうした人が事務所へ出入りするようになった」と、関係者はいう。翌98年の秋から、佐々木容疑者は西村容疑者のもとで秘書として働く。この年、知人を介して知り合った鈴木容疑者を西村容疑者に引き合わせた。
●側近「いつか不祥事に」
「とにかくカネに細かく気が小さかったが、人の懐に入っていくのがうまかった」
鈴木容疑者をよく知る関西の右翼関係者はこう振り返る。
この関係者によると、鈴木容疑者は20代で右翼の政治団体を設立して街宣活動などをし、「一時は羽振りがよく、デッキがついた街宣車が自慢だった」という。捜査当局によると、鈴木容疑者が20代後半に所属していた政治団体「大日本皇誠会」は、20年前に解散。鈴木容疑者は同じころ、「第三通信社」の社主を名乗っていたという。
小規模なマスコミで構成する、国会記者会館内の「国会記者倶楽部」に「第三通信社」が加盟する。だがこの関係者は、鈴木容疑者が「副業」で、違法な交通事故の示談交渉をしていたことなどを知っていたといい、同容疑者に関心を持つ人に「相手にしたらあかん」と話していたという。
西村容疑者は、03年、広島県教組などに銃弾を撃ち込んだとして警視庁などに摘発された刀剣愛好家団体の最高顧問だったことが発覚した。
「『同志』から、顧問になってください、と頼まれれば、すぐ『よかろう』と。すべてそんなノリだ。いつか今回のような不祥事につながるのではないかと心配していた」と、西村容疑者の側近はいう。
西村容疑者は「同志」の紹介で入った鈴木容疑者の求めに応じて弁護士事務所を任せる。示談交渉にたけた「非弁護士」が仕切る事務所からは、逮捕容疑につながる多額の報酬が西村容疑者にもたらされ続けた。
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