東アジアネットワークが拉致写真展
北朝鮮による拉致被害者を救おうと、東アジアネットワーク島根・鳥取が二十七日、益田市元町の市立市民学習センターで、講演会と写真展による市民集会を開く。同市では、特定失踪(しっそう)者問題調査会が拉致された可能性が高いとする、益田ひろみさん=当時(20)=が一九七三年に失踪しており、解決への支援を訴える。
「集まれ、益田市民の集い」と題した集会では、益田さんの写真パネルを中心に約九十枚を展示する。午後二時からは、同調査会の荒木和博代表が「拉致問題と私達の安全」と題して講演。鳥取県内で初めて拉致被害者に政府認定された、米子市の松本京子さん=失跡当時(29)=の兄・孟さんらが支援を訴える。
同調査会によると、北朝鮮に拉致された可能性の高い山陰両県出身者は、島根六人、鳥取四人。このうち、益田さんは七三年三月ごろ、益田駅から呉服販売会社への出勤途中に行方不明となった。
集会開催に先立ち、十七日には、松本孟さんと同ネットワークのメンバーが松江市の島根県庁を訪問。加松正利総務部長に、行政による啓発活動の強化などを要請した。
集会は入場無料。写真展は二十八日もある。問い合わせは、同ネットワーク島根事務所(電話090・7501・8960)
山陰中央新報 - 東アジアネットワークが拉致写真展