北朝鮮資金:ロシア側、移管の事実確認せず 週明けか
【モスクワ大木俊治】マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」(BDA)からロシアの銀行へ送金手続きが行われた北朝鮮関連資金2000万ドル(約25億円)以上について、ロシア外交筋は15日、タス通信に「今のところロシア側に移管された事実を確認していない」と述べた。またロシア外務省は同日、タス通信に「いくつかの技術的な問題を明確にする必要があり、当事者間の専門家協議が終わっていない」と明らかにした。
ロシュコフ外務次官は14日、早ければ15日にも移管が完了するとの見通しを示していたが、資金を受け入れる北朝鮮口座があるロシア極東地方はすでに同日の業務を終了。週末は通常、送金手続きが止まるため、入金は週明けになる可能性が強い。
マカオ当局は14日、BDAから国外への送金手続きが始まったと発表。資金はニューヨーク連邦準備銀行、ロシア中央銀行を経て、ロシア国内にある銀行の北朝鮮口座に移管される。ロシュコフ次官は14日、「北朝鮮の口座を持つロシアの銀行はいくつかあるが、極東地方のある銀行の一つの口座に集められる」と述べた。ただ、具体的な銀行名は明らかにしていない。
毎日新聞 2007年6月15日 22時39分 (最終更新時間 6月16日 1時10分)
北朝鮮資金:ロシア側、移管の事実確認せず 週明けか-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ