朝中、修交57年目にしてビザ優遇措置を廃止 | trycomp2のブログ

朝中、修交57年目にしてビザ優遇措置を廃止

北朝鮮と中国が1949年修交以後、これまで相手国の国民に適用してきた「短期滞留者査証免除」措置を撤回したことが確認された。

これまで互いにノービザ入国に最長6カ月滞留を認めていたことを廃止したのだ。これによって経済、社会的に密着した両国関係が多少冷却するという見方が出ている。査証免除措置の撤回は北朝鮮が先に取った。北朝鮮は公務(官用)で北朝鮮を自由に出入りした中国人はこれからは事前に査証の発給を受けるよう要求した。

その背景に対して北京のある消息筋は「中国人らが平壌(ピョンヤン)と主要都市にあまりにも多くて統制しにくいと判断したからと聞いている」と話した。また「中国人の北朝鮮進出を牽制しようとする意図も反映された可能性がある」と付け加えた。北朝鮮側の決定によって中国も4月18日から同じ措置を取った。

両国間の査証優遇措置が取消されることによって国境を出入りして事業をした両国の商人たちが打撃を受けているものと伝わった。専門家たちは中国の地方政府別に活発に推進してきた対北朝鮮投資と北朝鮮鉱物、水産、資源の買入が委縮するものとみている。中国は北朝鮮を訪問する自国民が急増したことから、今年初めから北京と平壌を往復する航空便を開設して週3回運航している。

国有企業従事者として個人的に北朝鮮と取り引きした中国人たちの往来も厳しくなった。北朝鮮でもお菓子、衣類など中国産の生活必需品を買ってきた商人らが大きな被害を受けている。中国外交当局は自国に短期間とどまる北朝鮮人たちが就業証を正式に提出することができない場合、滞留を許容しないなど規定を厳格に運用していることが明らかになった。

<ニュース分析>血盟冷めたのか
北朝鮮、中国による市場、資源蚕食牽制
中国、増加した北朝鮮滞留者を本格統制 

北朝鮮が先に中国人らに対して査証を受けるように要求したというのは意外だ。これまで中国との関係で概して受動的であったと認識されてきたからだ。それなのにこうしたな措置を取ったことは北朝鮮に対する中国の影響力が非常に大きくなっているという懸念を反映したように見える。

最近、北朝鮮を訪問した人々は中国が北朝鮮の市場と資源を掌握していると口を揃えて言っている。こうした懸念は急増する大衆交易量と中国人訪問者数、中国の北朝鮮産鉱物、水産、資源確保に表れている。韓国銀行資料によると北朝鮮に輸入された中国産消費材は2000年6400万ドルだったが2004年には2億4000万ドルに急増した。

同時に中国人のひんぱんな往来による体制不安も管理するという意図が敷かれているものとみられる。相互主義の原則によって中国も同じ措置を取った。中国側関係者はその背景を「航空便と陸路で北朝鮮人たちの中国訪問が急激に増え、今後の管理の問題が浮上してきた」と説明した。

ある消息筋は「2008年五輪開催を控えている中国としては、査証なしに6カ月も滞留することができる北朝鮮人たちの管理が必要な時点に来たと判断したといえる」と指摘した。

一方ではこうした措置が「共産党対共産党」のレベルで透徹した血盟を強調した両国関係が「国家対国家」に切り替わることで現れる現象という分析もある。

北京=劉光鍾(ユ・グァンジョン特派員)
Japanese JoongAngIlbo