「法律家の会」 拉致の可能性、釧路現地調査  | trycomp2のブログ

「法律家の会」 拉致の可能性、釧路現地調査 

 【釧路】全国の弁護士有志でつくる「北朝鮮による拉致・人権問題にとりくむ法律家の会」(藤野義昭共同代表)は二十七日、北朝鮮による拉致の疑いがあるとされる道内の失踪(しっそう)者について、現地調査を始めた。

 同会の調査は新潟、鳥取に続いて三番目で、東京や札幌などから弁護士、失踪者家族ら二十人が参加。北朝鮮の拉致問題を調べる「特定失踪者問題調査会」が拉致の疑いがあるとしている失踪者を対象とした。

 初日は釧路市内で一九六七年に行方不明になった会社員吉田雪江さん=当時(17)=、釧路公立大三年だった九五年に失踪した曽ケ端崇史さん=同(22)=ら五人の足取りを追い、当時の職場や住居、行きつけの飲食店など現場を訪れた。

 曽ケ端さんの母富子さん(57)=登別市=は「釧路に来たのは五年ぶり。少しでも息子が失踪した手がかりがつかめれば」と期待する。同会の藤野共同代表(67)は「北海道は失踪者の多発地帯。自分の目で見て問題の底深さを実感できた」と話していた。二十八日は網走市内で、六八年に消息を絶った高校二年国井えり子さん=同(17)=ら三人の調査を行う。
北海道新聞 社会