IAEA要員が平壌到着、核施設停止に立ち会い要請へ
【ソウル=池田元博】北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の合意に基づき、核関連施設の停止・封印を監視・検証する査察官ら国際原子力機関(IAEA)の要員が14日午後、北京から平壌に到着した。新華社電によると、要員は停止対象の核施設が集まる北西部寧辺(ニョンビョン)に直行、監視用カメラの設置など作業を開始する。一連の作業に2?3週間かかる見通しだ。IAEAが北朝鮮での活動に復帰するのは約4年半ぶり。
寧辺入り後、IAEA側は5000キロワット実験用黒鉛減速炉や使用済み燃料の再処理施設「放射化学研究所」など5施設の停止作業への立ち会いを申し入れる方針だ。北朝鮮は核施設停止の見返りとして韓国から届いた重油の引き渡し作業が完了する16日にも停止作業に入るという見方も出ている。
北朝鮮は核施設の停止作業を単独で実施し、その後でIAEA要員と共同で施設を封印作業するとの流れを想定しているとされる。要員の団長を務めるトルバ氏は14日午前、平壌入りを前に北京空港で「(核施設停止に立ち会えるかどうかは)入って状況を見ないとわからない」と指摘した。(23:31)
NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース-アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報