脱北者:4人、韓国移送へ 日韓外相が一致 | trycomp2のブログ

脱北者:4人、韓国移送へ 日韓外相が一致

 北朝鮮を小型船で脱出した家族4人が青森県警に保護された問題で、日韓両外相は3日、4人が韓国行きを希望していることに配慮し、韓国に移送する方向で基本的に合意した。一方、4人は仙台入国管理局に入管法に規定されている一時庇護(ひご)のための上陸許可を申請した。日本政府は今週前半にも上陸許可の可否を判断し、韓国への出国に向けての具体的な手続きを進める。

 一時庇護のための上陸が許可されれば、4人は行動範囲を指定されるなどの制限付きで日本国内に半年間の滞在が可能となる。仮に不許可なら入管法に基づく退去強制手続きに入るが、その場合でも韓国の受け入れが正式に確定すれば、上陸許可なしのままで韓国に移送することも考えられる。

 麻生太郎外相は3日、韓国・済州島で開かれた日韓外相会談で、日本政府の対応を尋ねた韓国の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商相に対して「警察、入管当局が事情聴取しており、その結果を踏まえて適切に対応したい」と答えた。

 宋外交通商相は会談後の記者会見で4人の処遇について「人道主義の原則に立ち、当事者の意思に沿って処理することで(日本側と)意見が一致した」と述べた。

 韓国への亡命を希望する脱北者について、韓国政府はこれまで工作員や中国朝鮮族の偽装亡命の疑いがある場合を除き受け入れている。【坂本高志、済州(韓国南部)堀山明子、中澤雄大】

毎日新聞 2007年6月4日 3時00分

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