訪朝希望するヒル米次官補 金総書記と直談判するか | trycomp2のブログ

訪朝希望するヒル米次官補 金総書記と直談判するか

 米国のクリストファー・ヒル国務次官補(アジア太平洋担当)は、なぜ北朝鮮訪問を強く希望しているのだろうか。

 鄭東泳(チョン・ドンヨン) 統一部長官は22日、国会・統一外交通商委員会による国政監査での質疑で「ヒル次官補が、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に会いたいという意志を北朝鮮に伝えてほしいと要請し、これを伝えた」と明らかにした。

 また、鄭長官は「ヒル次官補が、平壌(ピョンヤン)を訪問する場合、6か国協議合意文の妥結履行の過程が順調に進むだろう」とし、その理由として、米朝間には、信頼構築の過程が必要なためだと答えた。米国と北朝鮮の高位クラスの要人が頻繁に往来しながら、話し合うことによって根深い誤解を解くことができるという意味だ。

 しかし、外交専門家たちは、ヒル次官補が訪朝を強く希望しているのには、それ以上の何かがあるはずと観測している。

 ヒル次官補が、訪朝で何ら収穫を得ずそのまま帰る場合、ヒル次官補を含めて米国内の対北朝鮮交渉派には、相当大きな負担となる可能性が高い。にもかかわらず、続けてヒル次官補が訪朝を希望しているのには、何かしら”勝負”に出たものという見方が強まっている。

 政府高位関係者は、「ヒル次官補の訪北を前後し、米国と北朝鮮が象徴的なレベルの信頼構築措置を取る可能性がある」と述べた。北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)原子炉稼動を打ち切ることも一つの方法だ。

 一方、ヒル次官補が、6か国協議の枠内では北朝鮮側に伝えることができなかったある種のメッセージを伝えようとしているという解釈も浮上している。米国が構想している北朝鮮の核問題解決のロードマップを、再度北朝鮮側の最上層部に伝え、決断を促すためだという意味だ。こういう観点から米国側は、ヒル次官補の訪朝の際、金正日総書記との面会を望んでいると伝えられる。

 しかし、金総書記との面会が実現する可能性は、ひとまず低いと見た方がいいと指摘されている。2000年当時のマドレーン・オルブライト国務長官を除いて、他の米国の特使が、金総書記に面会したケースはないためだ。
朝鮮日報/朝鮮日報JNS

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