松本京子さん拉致認定政府決定 20日に正式認定 | trycomp2のブログ
政府は十五日、鳥取県米子市の元縫製工場従業員、松本京子さん=当時(29)=を拉致被害者に認定すると決めた。二十日に正式認定される運び。家族や支援者らは冷静な表情で政府の速やかな対応を求めた。
松本さんの兄、孟(はじめ)さん(59)宅には報道陣が集まり朗報を待ったが、正式な連絡は入らなかった。孟さんは「直接、認定を聞けば感激も新たになるかもしれないが…」と表情を変えなかった。
失跡から二十九年が過ぎた。今回の認定でも、ようやく政府レベルでの交渉が期待できる段階にたどり着いたに過ぎないが、深い霧に一筋の光明が差し込んだことは確か。孟さんは「ようやく飛行機のタラップを降りてくる様子が想像できるようになった」と言葉の端々に喜びをにじませた。
特定失踪(しっそう)者問題調査会の荒木和博代表は「拉致認定が正式に決まれば、証明書類を松本さんの家族に届ける。一度上京していただき、一緒に政府に要望活動することも考えたい」と話した。一方、地元で活動してきた妹原仁常務理事は「単に一歩進んだだけ。政府の具体的な取り組みが見えない。解決までどのくらい時間がかかるか分からない」と言葉少なに語った。
二十六日には米子市内で、孟さんと荒木代表、家族連絡会の増元照明事務局長による講演会を予定。妹原常務理事は「それまでに正式に認定を受ければ、反応は変わってくる」と関心の高まりに期待している。
松本京子さん拉致認定政府決定 20日に正式認定
