“核拡散への不関与 明確に”
6か国協議のアメリカ代表、ヒル国務次官補は、北朝鮮が中東のシリアに対し核開発の協力を行っていたのではないかという疑惑について、「6か国協議全体のプロセスに影響を与えた」と懸念を示したうえで、北朝鮮は検証可能な形で核の拡散にかかわっていないことを示すべきだと強調しました。
これは、ヒル国務次官補が3日、NHKとの単独インタビューの中で明らかにしたもので、北朝鮮がシリアの核開発に協力していた疑いがあるとアメリカなどのメディアが伝えていることについて、「こうした疑惑については目を光らせ、深刻に受け止める必要がある。核の放棄を進めようとするなか、この問題は6か国協議全体のプロセスに大きな影響を与えた」と述べて、強い懸念を示しました。また、北朝鮮側とのこれまでの協議で、疑惑のもたれているシリアの施設の地図を実際に北朝鮮側に示して問いただすなど、こうした懸念をすでに伝えていることを明らかにしました。そして、ヒル次官補は「北朝鮮は核開発にかかわる物資や技術の移転は行わないと約束したが、われわれは単なる約束には興味はない。われわれが関心をもっているのは、そうした拡散行為はないという検証可能な事実だ」と述べて、北朝鮮はシリアへの核の拡散にかかわっていないことを明確に示すべきだと強調しました。
NHKニュース