欧州議会 拉致問題で公聴会 | trycomp2のブログ

欧州議会 拉致問題で公聴会

EU・ヨーロッパ連合の議会にあたるヨーロッパ議会は23日、拉致問題を含めた北朝鮮の人権問題をめぐって公聴会を開き、北朝鮮から脱出したいわゆる「脱北者」の女性らが、問題の解決に向けてEUの協力を求めました。

この公聴会は、ヨーロッパ議会の中道系の政党で作る会派が、北朝鮮の人権問題への関心を高めようと開いたもので、「脱北者」2人のほか、日本からも齋賀富美子人権担当大使が招かれました。この中で「脱北者」のリ・シンさんは、8年前に中国へ脱出する際人身売買組織に捕らえられ、家族が離れ離れになってしまったことを説明したあと、「北朝鮮の人権状況が一日も早く改善されることを祈っている」と涙ながらに訴えました。また齋賀大使は、北朝鮮による日本人の拉致問題を説明し、「北朝鮮政府は人権状況に対する国際社会の声に敏感になっている。拉致問題を解決するためにも、連帯して圧力をかけ続けることが大切だ」と述べ、EUをはじめ国際社会の協力を求めました。EUは、3年前まで北朝鮮と人権問題を協議してきましたが、現在は北朝鮮側が協議を拒んでいるだけに、ヨーロッパ議会では、北朝鮮の人権問題を重要な課題として取り組むよう加盟各国に働きかけることにしています。
NHKニュース