大沢孝司さんの兄・昭一さん、渡米し解決訴え /新潟 | trycomp2のブログ

大沢孝司さんの兄・昭一さん、渡米し解決訴え /新潟

 ◇22日にワシントンで
 佐渡市(旧新穂村)で74年に行方不明となり、特定失踪(しっそう)者問題調査会から「北朝鮮による拉致の疑いが濃厚」とされている大沢孝司さん(当時27歳)の兄昭一さん(70)が20日、米国で開かれる拉致問題の集会に出席するため、渡米する。昭一さんは「日本には北朝鮮に拉致された疑いのある人がたくさんいることを世界中に知ってほしい」と渡米前の心境を語った。
 集会は、米国在住の日本人らが設立した「ワシントンDCらち連絡会」が主催。22日にホワイトハウス近くの公園で、拉致被害者家族の手紙や世界各国の被害者の名前を呼び上げ、デモ行進し、拉致の問題解決を訴える予定という。
 同連絡会の中心となっているのが、孝司さんの親せきで、子どものころによく一緒に遊んだという米国在住の浅野泉さん。昭一さんは「孝司が拉致されたという直接的な証拠がまだ出ていない中で出しゃばりすぎかとも思ったが、親せきがやっている活動なので、特定失踪者を代表するつもりで参加を決めた」という。
 昭一さんは「孝司の父もすでに96歳。他の失踪者の家族も年老いており、一刻も早く生存の確認をしたい」と語る。集会では、英語で「拉致被害者を救出せよ」などと書かれた横断幕を掲げ、孝司さんにあてた手紙を朗読する予定だ。
 昭一さんは「アメリカの人に拉致の話をすると『なぜ奪還しに行かないのか』という答えが返ってくるという話を聞いた。問題を何十年も放置して来た日本とは大きな違い。アメリカから拉致問題を世界に発信できれば」と米国の支援に期待を寄せた。
 22日からの1週間は米国で「北朝鮮自由週間」と位置づけられ、各種のイベントが開かれる。横田めぐみさんの母早紀江さん(70)も米下院の公聴会で証言する予定。【前谷宏】

4月15日朝刊
(毎日新聞) - 4月15日12時3分更新
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