米有識者 東アジア外交で提言
アメリカのアーミテージ元国務副長官ら日米関係に携わる有識者のグループは、東アジア地域の安定のためには日本とアメリカに中国を加えた3か国の関係を強化することが不可欠だとする報告書をまとめ、今後のアメリカの外交政策に影響を与えるものとして注目されそうです。
この報告書は、アメリカのアーミテージ元国務副長官やナイ元国防次官補ら日米関係にかかわってきた超党派の有識者がまとめたもので、日本時間の17日に公表されることになっています。NHKが入手した報告書では、この7年間で日米同盟が強化されたことを高く評価する一方で、中国が急速な経済発展を遂げて影響力を増していると指摘しています。そのうえで、今後の東アジア地域の安定のためには、日本、アメリカの2国間の関係の強化だけでは不十分であり、中国も加えた3か国の関係を強化すべきだと提言する内容となっています。このグループは7年前にも日米同盟の強化を柱とした提言をまとめており、その報告書は、その後、ブッシュ政権のアジア外交政策の重要な指針となってきました。また、アーミテージ元国務副長官は、ブッシュ政権を離れてからも、そのアジア政策に大きな影響力を持っており、続編にあたる今回の報告書も、今後のアメリカのアジア外交に影響を与えるものとして注目されそうです。
NHKニュース