ファン・ジャンヨプ氏、北の偽ドル札・覚せい剤製造証言 | trycomp2のブログ
元北朝鮮労働党国際担当秘書の黄長菀(ファン・ジャンヨプ)氏は、最近朝鮮日報とのインタビューで、北朝鮮で自ら確認した偽造紙幣・覚せい剤の製造や取引について証言した。以下はインタビューの要約。
―北朝鮮は偽造ドル製造に直接関わっているのか?
「偽造紙幣は、金正日(キム・ジョンイル)書記室で直接管理している。偽造紙幣工場の確実な位置は私にも知らされなかったほど伏せられていた。1990年代はじめは、東南アジアやヨーロッパなど北朝鮮から遠く離れた地域で使用した。最近は、これらの国々で監視が厳しくなったため、主に市場の広い中国に流通させている。中国が最近、北朝鮮の偽造紙幣のため頭を抱えていると聞いた」
―マカオ銀行の口座が凍結され、北朝鮮の反発が激しいが。
「マカオと中国の広州に金正日総書記の秘密資金を管理する本部がある。マカオ銀行が制裁を受けたため、現在は中国広州の本部、1か所で管理している可能性がある。米国の調査がどこまで進んでいるかわからないが、広州銀行も違法なマネーロンダリングに関与していれば、大きな打撃を被るだろう。その場合、秘密資金の管理が難しくなった金正日総書記が反発を強める可能性がある」
―麻薬製造には、北朝鮮当局がどれくらい関与しているのか。
「1990年初め、労働党全員大会で各道・郡ごとにケシを植えることを公式に指示した。その後、各農場ごとに大々的にアヘンを植えた。そうしたなかで、人工衛星に捉えられ外部の世界に公開されると、およそ200町歩(198万平方メートル)未満の土地に分散して栽培するよう改めて指示した」
―覚せい剤の加工はどのように行われているのか。
「初期には、棒状の飴の形をした覚せい剤(アヘンを1次精製すれば、真っ黒な飴のようになるという)を東南アジアに販売した。それほど大きな利益にはならなかった。その後、金正日総書記の指示によって、咸興に現代的施設の覚せい剤加工工場を建設した。ここで完全な粒子状の覚せい剤を作って全世界に販売している」
―主に誰がどこで販売しているのか?
「1994年、政務院の首相の姜成山(カン・ソンサン)氏が、私にも覚せい剤を販売できないかと頼んだことがある。金紱弘(キム・ドクホン)氏(朝鮮ヨグァン貿易連合総会社の総社長を務めていたが、黄氏とともに北朝鮮を脱出)に指示して、東南アジアの覚せい剤の価格を調べさせたこともある」
「姜成山氏は海軍に依頼するつもりだと話していたが、実際に1990年代半ばまで海軍を通じて覚せい剤を販売した。北朝鮮海軍が東南アジア海域で販売した。東南アジア諸国が海上警備を強化すると、販売ルートを中国に変えた。今はそのほとんどを中国に販売していると聞いている」
朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
