核施設放棄で重油100万トン 6カ国協議、中国が最終案 | trycomp2のブログ

核施設放棄で重油100万トン 6カ国協議、中国が最終案

 【北京13日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で、中国が13日未明に示した合意文書の最終案は、核施設閉鎖と国際原子力機関の査察受け入れの見返りとして、北朝鮮に重油5万トンを提供するなどの内容になっていることが分かった。協議筋が明らかにした。

 さらに核施設申告から核施設不能化措置の段階で、重油100万トンに相当するエネルギー・経済支援を提供することにしており、6カ国は5つの作業部会を設けることで合意しているという。

 最終案は12日午前から異例の計約18時間に及んだ2国間協議などの結果、各国の意向を踏まえたもので、米国は評価したが、中国やロシアは詰めの協議がさらに残っているとしている。日本政府筋は「波乱要因は北朝鮮の対応」と指摘、北朝鮮の反応が合意の行方を占う鍵となりそうだ。

 6カ国協議は13日、北京の釣魚台迎賓館で中朝協議や首席代表協議などを開催。同日中の合意を目指し最終調整を行っている。

 米首席代表ヒル国務次官補は最終案について、ライス国務長官とも協議しているとした上で、受け入れることを明らかにし、北朝鮮の回答に期待を表明。合意文書は「共同声明」になるとの見通しを示した。

 韓国首席代表の千英宇(チョンヨンウ)外交通商省平和交渉本部長は、見返りのエネルギー支援をめぐる交渉について「核心的な争点に関する大部分の意見の違いは解消された」と指摘。佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は「合意に達するためには北朝鮮が前向きかつ建設的な対応を行うことが鍵だ」と記者団に述べた。

 ただ、中国外務省の秦剛副報道局長は「さらに討論を重ねて確認していく必要がある」と強調。ロシア首席代表ロシュコフ外務次官は「詳細を見ると多くの疑問がある」と述べた。北朝鮮はコメントしていない。

(共同)
(2007年02月13日 12時40分)

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