原さん拉致で関係先捜索 | trycomp2のブログ
大阪の原敕晁さんの拉致事件で、北朝鮮のシン・グァンス元工作員のほかに、現在韓国にいる元工作員の男が中心的にかかわっていた疑いが強まり、警視庁は、23日、関係先を一斉に捜索しました。今後、拉致容疑で2人の逮捕状を請求して国際手配し、北朝鮮による組織的な拉致工作の実態解明を進める方針です。
警視庁の調べによりますと、北朝鮮の元工作員シン・グァンス容疑者(76)と78歳の元工作員の男は、昭和55年6月、原敕晁さん(当時43)を、貿易会社の面接を装って酒に酔わせて宮崎市の海岸に誘い出し、北朝鮮に拉致した疑いが持たれています。警視庁は、当時、原さんが勤めていた大阪の中国料理店や在日本朝鮮大阪府商工会など6か所を一斉に捜索しました。この元工作員の男は、昭和60年に韓国でスパイ容疑で拘束され懲役15年の判決を受けましたが、平成2年に恩赦で釈放され、現在は韓国で暮らしています。男は、22日、韓国でNHKの取材に対し「全部シン元工作員がしたことで、昔のことは忘れた」などと答えました。警視庁は、今後、拉致容疑で2人の逮捕状を請求して国際手配することにしています。また、在日本朝鮮大阪府商工会の当時の幹部2人が、原さんの拉致を手助けしていたとみて、工作員の活動を支えていた協力者のネットワークなど、北朝鮮による組織的な拉致工作の実態解明を進める方針です。23日の捜索について在日本朝鮮人総連合会は「拉致問題を朝鮮総連の傘下団体と意図的に結びつけようとする悪質な世論操作であり、不当きわまりない政治弾圧だ」というコメントを出しました。
NHKニュース
