ヒル次官補訪朝で注目集める「鄭亨根シナリオ」とは
米国のヒル次官補と北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官の相互訪問が実現したことで、情報通として知られる野党ハンナラ党所属の鄭亨根(チョン・ヒョングン)議員が3月に語った「2007年韓半島(朝鮮半島)シナリオ」が再び注目を集めている。
当時、鄭議員はあるセミナーで「北朝鮮が平和と脅威を交互にちらつかせて大統領選挙に介入するだろう」とし、3段階のシナリオを提示した。第1段階では6・15までに、平和の雰囲気造成に向け金桂寛とヒル次官補の相互訪問、コメ・肥料支援、重油5万トン提供などが実現すると予想した。相互訪問と肥料支援は実現し、コメと重油も秒読み段階に入っている。
第2段階では、8・15までにライス国務長官の訪朝が実現し、南北経済協力や離散家族再開が活発になると予想している。現在、開城工業団地や軽工業の資材支援に代表される経済協力は徐々にスピードを速めており、離散家族面会所の工事も進んでいる。鄭議員はまた、北朝鮮が米国主導の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)を試すために西海(黄海)上で緊張を高めるとも予想した。これも実際に21日、北朝鮮海軍は韓国海軍が引き続き北朝鮮領海を侵犯しているとし、「第3次西海海戦のきっかけになる」と脅迫してきた。鄭議員は8月の南北首脳会談も予想している。
第3段階は、大統領選挙直前までの時期に「北朝鮮が平和と脅迫の二重攻勢をとるだろう」と予測した。韓半島(朝鮮半島)平和体制への転換、韓国に対する核心理戦などの脅威を平行して行うということだ。
安勇荽(アン・ヨンヒョン)記者
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