核問題:「韓中の対北対応はぬるま湯的」 | trycomp2のブログ
米国のレフコウィッツ北朝鮮人権特使は17日、「韓国政府と中国政府は北朝鮮の核問題解決にぬるま湯的な対応をしており、現状維持だけを望んでいる」と公に批判した。また、「北朝鮮の人権問題を安全保障問題と結びつけ解決を目指す“ヘルシンキ・プロセス”式の新たな対北朝鮮政策を推進すべき」と主張した。
これはレフコウィッツ特使が同日、米国企業研究所(AEI)主催の特別講義で「北朝鮮はブッシュ政権が終わるまで現在の核による地位を維持しようという傾向を明らかにしつつある」として述べたもの。
レフコウィッツ特使は、「韓国と中国は北朝鮮の急速な崩壊を望んでいないため、北朝鮮に核放棄の圧力をかけていない」と語った。特に、韓国政府については「北朝鮮のエリート層や軍部の消費用に頻繁に転用されている食糧・肥料を支援してきた」と指摘。また、「韓国政府はたびたび北朝鮮にかなりの額の現金を支払ってきたとみられ、北朝鮮政権を開放させると信じるプロジェクトを推進して来た」とも述べた。同特使は、昨年国連で対北朝鮮人権決議案が採択された際、韓国政府が棄権したことについても、「北朝鮮の人権蹂躙(じゅうりん)を指摘するのに消極的だった」と批判した。
これと共に、同特使は「北朝鮮とのあらゆる交渉において、人権・経済支援・安保問題をすべて確実に連携させるべき。北朝鮮体制の開放を目的とする建設的な介入政策を新たな対北朝鮮政策として検討しなければならない」と語った。そして、同特使は人権対話を関係改善と連携させた欧州安保協力機構(OSCE)の「ヘルシンキ・プロセス」のような方式による対北朝鮮政策を提案した。
レフコウィッツ特使の発言は、北朝鮮の核開発計画申告問題で米朝関係が再び行き詰まりを見せているこの時期に飛び出したことからも注目される。
一方、ペリノ米大統領報道官は、レフコウィッツ特使の北朝鮮批判について「6カ国協議に基づき、北朝鮮は核開発計画をすべて申告し、寧辺の主な核施設3カ所を無能力化することで合意した」と6カ国協議支持を再確認した。
ワシントン=李河遠(イ・ハウォン)特派員
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