【金大中前大統領訪朝】盧大統領はどう動く?(中) | trycomp2のブログ
盧大統領と金大中前大統領の対北政策の違いとは
【金大中前大統領訪朝】盧大統領はどう動く?(中)
■連邦制論議はダメ
イ・ジョンソク長官は1か月半前、ソウル大の政治・外交学科総同窓会招待の会合で「北朝鮮が地方選や大統領選前に首脳会談を提案する可能性はない。(会談を)するとしたら、次期大統領としたいと考えるだろう」とまで言った。北朝鮮が盧大統領の任期中に首脳会談をしようとは思わないと判断しているとの発言だが、そうした判断を公の席で明らかにしたのは、そういう北朝鮮を無理やり会談の場に引きずり出すため、政府レベルで特別な努力をする意思も、計画もないという話になる。
前職大統領が前面に出て来ることを好む現職大統領はない。それが権力世界というものだ。そのうえ北朝鮮を見つめる盧大統領と金前大統領の温度差は小さくない。
盧大統領就任直後の2003年3月14日、大統領選の立役者だった金元基(キム・ウォンギ)、鄭大哲(チョン・デチョル)、李洛淵(イ・ナギョン)議員が大統領府を訪れた。野党ハンナラ党が主導した対北朝鮮不法送金事件の特別検事(公職者の不正疑惑などを捜査できる独立捜査機構)任命法案について、盧大統領に拒否権を行使してほしいと建議するためだ。盧大統領は彼らの話をじっと聞き、国務会議に行って来ると言って席を外した。だが直後に国務会議で特検法案が原案どおり公布されたという知らせが議員たちの耳に入った。議員たちはその日の晩、飲み明かしたそうだ。盧大統領は大統領選直後、あいさつのため金前大統領を訪れた際も、対北朝鮮不法送金は事実なのかどうか、直接尋ねたといわれる。この特検法案は盧大統領と金前大統領陣営の政治的葛藤を生む元となり、後の民主党分党でその葛藤は爆発した。
盧大統領はずっと金前大統領の対北政策を称賛し、その政策を引き継ぐと言ってきた。盧大統領が北に対し太陽政策を続けてきたのは事実だ。しかし「対北政策を国政の最優先順位に置き、自らの対北政策を成功させるため国力を動員した金前大統領と、盧大統領は違う」と側近たちは言う。大統領府国家安全保障会議(NSC)で働いていたある関係者は「盧大統領から‘南北連合’とか‘連邦’などの話を聞いたことは一度もない。盧大統領としては、現段階での南北関係は平和的にきちんと管理して行くことが優先で、南北をまとめるため無理に人為的な手段を使う時ではない、と考えいているようだ」と話す。イ長官が「南北統合問題は政策の枠内にない」と言ったのは、まさに盧大統領のこうした考えから来ていると言うのだ。また、この関係者は「何よりも盧大統領は、南北関係の画期的な変化よりも政府革新や地方分権のような内政のほうに深い関心を持っている」ともしている。
ホン・ジュノ記者
朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
