欧州の複数国を経由し拉致か
石岡亨さんと松木薫さんの拉致事件で、逮捕状が出た、よど号ハイジャック事件の実行犯の妻2人は、石岡さんらをグループの活動拠点などがあったヨーロッパの複数の国を経由したあと、北朝鮮に連れて行ったとみられることがわかりました。警視庁は、旅行を装いながら北朝鮮に入国させるための手続きを進めていたとみて調べています。
昭和55年、スペインで石岡亨さんと松木薫さんを拉致したとして、警視庁は13日、北朝鮮にいるよど号ハイジャック事件の実行犯の妻、森順子容疑者(54)と若林佐喜子容疑者(52)の2人について、誘拐容疑で逮捕状を取り、国際手配の手続きをとりました。これまでの調べで、2人はスペインで石岡さんと松木さんにそれぞれ声をかけ、その後、オーストリア のウィーンや、当時のユーゴスラビアとソビエトを経由して、北朝鮮に連れて行ったとみられることがわかりました。このうち、石岡さんはウィーンから知人にあてて、「これから共産圏を旅してきます」という内容のはがきを送っていました。ウィーンには、当時、よど号グループの活動拠点が、またユーゴスラビアには北朝鮮の外交施設があり、警視庁は、旅行を装いながら石岡さんらを北朝鮮に入国させるための手続きを進めていたとみて調べています。
NHKニュース