民主・西村衆院議員事務所、元職員ら4人逮捕──弁護士法違反の疑い(11月18日) | trycomp2のブログ

民主・西村衆院議員事務所、元職員ら4人逮捕──弁護士法違反の疑い(11月18日)

弁護士資格がないのに交通事故の示談交渉などで報酬を得ていたとして、大阪地検特捜部は18日、民主党の西村真悟衆院議員(57)=比例近畿ブロック=の元事務所職員、鈴木浩治容疑者(52)ら4人を弁護士法違反(非弁行為)などの疑いで逮捕した。鈴木容疑者らは弁護士資格を持つ西村議員の事務所の名前を使うなどしており、特捜部は大阪府堺市の西村議員の事務所などを家宅捜索した。4人は容疑を認めている。

 今年7月に鈴木容疑者らを書類送検した大阪府警は、参考人として既に西村議員を聴取。この日の記者会見で西村議員は「不正は全く知らなかった」と説明した。

 調べによると、鈴木容疑者らは2002年から04年までの間、計6人から依頼を受け、無資格で交通事故の示談交渉や保険金請求などの行為を行い、報酬を得た疑い。鈴木容疑者は「西村真悟法律事務所 事務局長」を名乗り、事務所の名前を印刷した名刺や印鑑を使うなどしていた。

 不正に得た報酬は01年からの3年余で少なくとも約4000万円に上り、特捜部は「犯罪収益にあたる」と判断し、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑でも逮捕した。

 特捜部は、鈴木容疑者らの供述にあいまいな点があることなどから、容疑を裏付けるには強制捜査が不可欠と判断したもようだ。押収資料などを踏まえ、不正な報酬が事務所に渡っていなかったかどうかなどを解明する。

 西村議員の記者会見での説明によると、鈴木容疑者は1998年末、秘書の紹介で事務所に入った。法律事務に精通していることなどから弁護士業務を担当していたが、2000年末に辞めたという。府警によると、鈴木容疑者は過去に右翼団体に所属していた。

 西村議員は93年の衆院選に民社党から出馬し、初当選。新進党や自由党を経て民主党に入り、現在5期目。9月の総選挙では小選挙区で落選したが、比例近畿ブロックで復活当選した。85年に弁護士登録し、大阪弁護士会に所属。

 教職員組合や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設が銃撃された03年の「建国義勇軍」事件を巡っては、犯行グループから西村議員側への政治献金を受けていたことが問題化した。
日経ネット関西版