ヒル次官補 中国の役割に期待 | trycomp2のブログ

ヒル次官補 中国の役割に期待

北朝鮮が凍結された資金の返還にこだわり、北京で開かれていた6か国協議が休会したことについて、アメリカ代表のヒル国務次官補は「資金返還の問題を解決し、本来の協議を再開させることは可能だという感触を得ている」と述べ、中国が事態の打開に果たす役割に期待を示しました。

6か国協議を終えて北京から帰国の途についたヒル次官補は、23日午後、経由地の成田空港で記者団の取材に応じました。この中で、ヒル次官補は、6か国協議が実質的な議論が行われないまま休会したことについて「北朝鮮が凍結されていた資金の返還が実現するまではほかの協議はできないという立場を明確にしたからだ」とあらためて指摘したうえで「北朝鮮への資金返還は当初考えられていたよりも複雑な作業で、北朝鮮の通常の送金手続きを行う能力が限られていることが事態を難しくしている」と分析しました。そのうえで、ヒル次官補は「わたしは、資金返還の問題が解決され、本来の協議を再開させることは可能だという感触を得ている。今後、数日の間に中国がこの問題を解決することを望んでいる」と述べ、資金の返還に中国が果たす役割に期待を示しました。そして「1週間から2週間以内に6か国協議が再開され、本来の目的である核の放棄に向けた合意の実施の議論に戻ることを期待している」と述べるとともに、来月中旬の期限までに核関連施設の稼働停止や封印などの合意を実施することは可能だという認識を示しました。

NHKニュース