6か国協議 日朝が拉致で応酬 | trycomp2のブログ

6か国協議 日朝が拉致で応酬

19日から始まった北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で、日本が拉致問題の解決を求めたのに対して、北朝鮮は拉致問題は解決済みだと主張し、アメリカやロシアなどから日本の立場を支持する意見が出されました。

日本側の説明によりますと、午前の協議で、北朝鮮のキム・ケグァン外務次官は「6か国協議の合意を日本が履行する意思があるのか疑問で、履行を拒むのであれば、日本は協議への参加資格を失うことになる」と述べました。これに対し、日本の代表を務める外務省の佐々江アジア大洋州局長は「コメントするに値しないが、北朝鮮は、日朝の問題解決に正面から取り組むべきときに来ており、誠意ある対応を求めたい」と反論しました。また、午後の協議では、日本側が、さきにハノイで行われた日朝関係の作業部会について、「北朝鮮は『拉致問題は解決済みだ』などと従来からの立場を繰り返すにとどまり、協議を退席するなど誠意ある対応を示さなかった」と報告しました。これについて、アメリカのヒル国務次官補は「協議の途中で退席するのは誠意ある姿勢ではなく、北朝鮮もしっかりと準備すべきだ」と述べたのに続き、ロシアのロシュコフ外務次官も「1か国でも関心がある事項は、しっかりと取り上げて議論していく必要がある」と述べるなど、各国から日本の立場を支持する意見が出されました。これに対し、キム・ケグァン外務次官は、拉致問題は解決済みだとする主張を繰り返したうえで、日本による強制連行の問題など過去の清算が必要だとする考えを示したということです。

NHKニュース