「全面解決を」 横田さん夫妻招き講演集会--高岡 /富山 | trycomp2のブログ

「全面解決を」 横田さん夫妻招き講演集会--高岡 /富山

◇県内特定失踪者3家族も訴え

 拉致被害者・横田めぐみさんの父滋さん(73)、母早紀江さん(70)らを招いての「講演集会イン高岡」(同実行委主催)が17日、富山県高岡市古城の高岡市民会館で開かれた。夫妻らは約1800人の聴衆を前に、問題の全面解決を訴えた。

 講演で、滋さんはめぐみさんが失踪した77年当時から現在までの活動を振り返り、今年8月に青森県を訪れれば、全47都道府県で話をすることになることに触れ、「すべての拉致被害者が救出されるまで、関心を持ち見守って下さい」と呼びかけた。

 早紀江さんは、娘が生きていると信じ探し続け、ブッシュ米大統領に直接、解決を訴えたことなどを話し「一人一人が立ち上がって結集したとき、その真心が世界を動かした。祈りがはっきりとした形になるまで、ご支援下さい」と切実に話した。

 救う会全国協議会常任副会長の西岡力・東京基督教大教授は「決戦のときが近づいた。近くめぐみさんに会えるかもしれない」と述べ、昨秋以降の米国と日本の圧力により「北朝鮮はあがいている」と、同国を巡る社会情勢を説明した。

 また、特定失踪者問題調査会代表の荒木和博・拓殖大教授は「今、千載一遇のチャンス。年内に拉致問題は解決するのではないか」と期待。拉致被害者に関する情報収集の重要性を訴え「横田さんらがかわいそうだからやるのではない。我々自身を守る戦いだ」と強調した。さらに、めぐみさんが通っていた小学校長の馬場吉衛・救う会新潟会長も、こぶしを振り上げながら支援を呼びかけた。

 県内には北朝鮮に拉致された可能性が高いとされる特定失踪(しっそう)者が4人いる。このうち、▽高岡市福岡町荒屋敷、山田建治さん(79年12月失踪、当時30歳)▽入善町道古、屋木しのぶさん(68年1月失踪、同19歳)▽朝日町宮崎、水島慎一さん(68年2月失踪、同18歳)--の3人の家族らも参加し、「富山県は北朝鮮と向き合っている。この問題に関心を持っていただきたい」などと話した。【上野宏人】

毎日新聞 2006年7月18日
北朝鮮・拉致問題:「全面解決を」 横田さん夫妻招き講演集会--高岡 /富山:MSN毎日インタラクティブ