6か国協議の米国側非公開演説文を入手 | trycomp2のブログ
北朝鮮側の6か国協議共同声明の妥結直後、米国が行なった非公開演説の全文が9日入手された。
米国の首席代表である国務省のクリストファー・ヒル次官補(アジア・太平洋担当)は先月19日、北京の協議場での全体会議公式発言で「米国は、北朝鮮との関係正常化を願っている。しかし、米朝関係の正常化のためには、人権問題、生物化学兵器計画、テロリズムへの支援及びその他の違法行為など、他の重要な懸案を先に議論しなければならない」と述べた。その他の違法行為とは、北朝鮮による覚せい剤密売及び偽札の製造など指す。
当時、米国は共同声明に合意する代わりに、11月からの第5回協議で各国が取る立場を明確にすることを要求する一方、自らの公式的立場も明らかにしたことがある。米国の演説は、ライス国務長官の承認を受けたものと伝えられる。米国の提案によって北朝鮮を除く5か国全てが、立場を明らかにした。
米国のこうした立場によって、北朝鮮の核開発問題が解決されても、米朝の関係正常化の前途は険しいものと見られる。とりわけ、北朝鮮が世界でもっとも多く保有している生物化学兵器問題が、米朝間で新たな懸案になる可能性も高い。
米国はこれ以外にも、公式発言を通じて北朝鮮に軽水炉を建設して提供する問題とウラン核爆弾問題に対する強硬な原則的立場を明らかにした。ウラン核爆弾と関連して、これまで北朝鮮の反発に配慮して使わなかったCVID(完全で、検証可能かつ後戻りできない核の放棄)のような表現も再び使った。
先の北京6か国協議で曖昧な内容の共同声明に歩み寄りを見せた米国は、11月に予定される第5回協議で、このような立場を貫くだろうと予想される。北朝鮮がこれを拒否する可能性が高く、第5回協議の前途は不透明な状況だ。
朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
