「よど号」妻2人に逮捕状 田宮リーダーが拉致指示
石岡亨さん、松木薫さんを旅行中のスペインから北朝鮮に拉致したとして、警視庁公安部は13日、よど号ハイジャックメンバーの妻2人の逮捕状を請求しました。この妻に対して、1995年に死亡したよど号グループの田宮高麿リーダーが拉致を指示していた疑いがあることが分かりました。
逮捕状が請求されたよど号メンバーの妻・森順子容疑者(54)と若林佐喜子容疑者(52)は、石岡さん、松木さんを北朝鮮に拉致した疑いが持たれています。その後の調べで、よど号ハイジャックグループの死亡した田宮リーダーが、2人の拉致について具体的に指示していた疑いが高いことが新たに分かりました。田宮リーダーは、1970年代後半から「ヨーロッパで日本人を獲得しろ」と指示をしていて、その直後から、メンバーの妻らのヨーロッパでの工作活動が活発になっていました。警視庁は今後、田宮リーダーについても被疑者死亡のまま、結婚目的誘拐の疑いで書類送検する方針です。
一方で、逮捕状請求を受けて、松木薫さんの家族が熊本市内で記者会見しました。
松木薫さんの姉・斉藤文代さん:「きょうは薫の誕生日でもありますし、また一歩、前進できるんじゃないか、また頑張れるなという気持ちになりました。(逮捕状請求を弟の)帰国につなげてほしいと思いますし、(よど号グループには)何もかも話してほしい」
ANN NEWS