寺越昭二さんの遺骨問題、初提起 先日の日朝協議 北朝鮮側の回答はなし | trycomp2のブログ

寺越昭二さんの遺骨問題、初提起 先日の日朝協議 北朝鮮側の回答はなし

北京で三、四日に行われた日朝政府間協議で、外務省が一九六三年に日本海で行方不明 となり、北朝鮮で死亡したとされる寺越昭二さん=志賀町出身、失踪当時(36)=の遺 骨返還問題を取り上げていたことが、分かった。日本政府代表を務めた外務省の斎木昭隆 アジア大洋州局審議官らが七日夜、拉致被害者家族会のメンバーと面談し、明らかにした 。家族会によると、外務省が昭二さんの遺骨返還問題を日朝協議の場で個別に提起するの は初めて。ただ、北朝鮮側から明確な回答はなかったという。

 斎木審議官らとの面談には、寺越昭二さんの三男内田美津夫さん=羽咋市=が出席。内 田さんによると、斎木審議官から「寺越事件は政府の拉致認定を受けていないが、特定失 踪者とともに昭二さんの名前を挙げて(遺骨返還の)話を出した」との報告があった。

 家族会は日朝協議を前に、昭二さんの遺骨返還を含む要望を政府に申し入れており、政 府側がこれを配慮し、問題を提起したとみられる。

 内田さんは、面談後に都内のホテルで開かれた会見で「北朝鮮にあるとされる遺骨なの で一日も早く取り返し、寺越事件の全容解明を図りたい。引き続き、粘り強く外務省に( 返還を)働きかけていく」と述べた。
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