拉致 北朝鮮は具体的な行動を
27日から北京で始まった北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の中で、日本代表を務める外務省の佐々江アジア大洋州局長は、北朝鮮側に対し、拉致問題の解決に向けて具体的な行動を取るようあらためて求めました。
佐々江局長は、27日から始まった6か国協議で、今月上旬にモンゴルで開かれた日朝の作業部会について報告し、「雰囲気は改善されたが、それを超える実質的な成果はなく、拉致問題について、北朝鮮側から具体的な解決策や行動が示されなかったことは残念だった。6か国協議の前進と日朝関係が好循環を生み出し、北朝鮮が拉致問題について具体的な行動を取ることを期待している」と述べ、北朝鮮側に対し、拉致問題の解決に向けて具体的な行動を取るようあらためて求めました。これに対して、北朝鮮代表のキム・ケグァン外務次官は「北朝鮮としても、日朝ピョンヤン宣言の精神にのっとって、日本側とともに日朝関係の改善に努力したい」と述べました。日本の代表団としては、今月30日までの6か国協議の期間中、北朝鮮側と個別に会談し、拉致問題など日朝関係をめぐる今後の協議の進め方について、話し合いたいとしています。
NHKニュース