北朝鮮、「対米優先」鮮明に・日朝対話進展なく閉幕
北京で開催していた日朝政府間対話は8日、実質的な進展がなく終わった。北朝鮮は日本人拉致や植民地支配の過去の清算問題で終始、強硬な姿勢を崩さず、核・ミサイル問題では6カ国協議再開に向け金融制裁解除を米国に要求すべきだと日本に迫った。計5日間、22時間に及んだ初の並行協議を通じて明らかになったのは北朝鮮の対米優先姿勢だ。NIKKEI NET:政治 ニュース
8日、北京の北朝鮮大使館での記者会見。6カ国協議復帰の「条件」を聞かれた宋日昊(ソン・イルホ)大使は「金融制裁の解除」と即答した。7日の協議で米国への仲介を日本に促したことを認め、「だって米国人はわれわれより日本人の言葉をよく聞くでしょ」と制裁解除へのこだわりを隠さなかった。(北京=峯岸博、天野豊文) (07:02)