日朝協議:政府間対話の継続確認 日本が3協議会設置提案 | trycomp2のブログ

日朝協議:政府間対話の継続確認 日本が3協議会設置提案

【北京・高山祐、西岡省二】日本、北朝鮮両政府は4日、北京市内で2日目の政府間対話を行った。北朝鮮による拉致問題と、日本の植民地支配への補償など「過去の清算」について前日に引き続き協議し、今後も政府間対話を継続する方針を確認して今回の対話を終えた。日本側から(1)拉致(2)核・ミサイル開発などの安全保障(3)「過去の清算」--の3分野に関して個別に協議会を設けることを提案し、北朝鮮側が持ち帰って検討することになった。

 両政府は同日午前、市内のホテルで約2時間協議。その後、いったん中断して双方が自国の大使館などで対応を検討し、同日夕から約2時間、市内のレストランに場所を移して協議した。

 日本側代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局審議官は協議終了後、記者団に「非常に厳しいやり取りもあったが、協議自体は有益だった。近いうちにまたやるということで調整を進めていくことになった」と説明。「過去の清算」については「日朝平壌宣言に従って誠意を持って議論し、対応していく用意がある」と述べ、日本側が最優先課題とする拉致問題と並行して協議していく考えを北朝鮮側に伝えたことを明らかにした。

 北朝鮮側代表の宋日昊(ソンイルホ)外務省アジア局副局長は記者団に「過去の清算をしないといけないという共通の認識を持った」と強調。拉致問題については「見解の差がある」と述べた。宋副局長は3日の協議開始前、柔軟に対応する可能性を示唆していたが、「拉致問題は解決済み」との主張を改めて展開したとみられる。

 両政府間の本格的な協議は昨年11月の第3回日朝実務者協議以来、約1年ぶり。横田めぐみさんの「偽遺骨」問題で中断していた。
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