寺越事件真相解明へ「地方の声を政府に」 白山市で3兄弟が初の座談会 | trycomp2のブログ
四十二年前に日本海で行方不明になった寺越昭二さん=当時(36)=の三人の息子が 四日、白山市松任ふるさと館で初の座談会を開き、寺越事件の真相解明に向けた取り組み や父親への思いを語った。一般参加者から「地方の声を政府に届けるため県民にもっと事 件の経緯、拉致問題の解決を訴える必要がある」などの意見が出され、三兄弟は今後も集 会を継続開催し、県内から支援の輪を広げていく意向を示した。
昭二さんの長男寺越昭男さん(55)=宝達志水町=、二男北野政男さん(54)=志 賀町=、三男内田美津夫さん(52)=羽咋市=が父親が失踪(しっそう)した経緯など を説明し、拉致被害者認定などに向けて支援を求めた。
昭二さんとともに行方不明になり、現在は平壌で暮らす寺越武志さん(56)の証言と して、訪朝していた母友枝さんが昭二さんの毛髪と靴も北朝鮮に存在する、と明らかにし たことについて、昭男さんらは「本当にあるなら持ってきて警察に渡してくれれば済む話 」と述べ、北朝鮮の作り話と断じた。
座談会は自由討論形式で行われ、参加者は「初めて(三兄弟の)思いが分かった」など と話した。金沢市弥生三丁目、平崎恵子さん(58)は「主婦、母親の立場で何をすれば 経済制裁が実現する一助になるのか」と質問、昭男さんらは首相官邸への手紙やファクス 、メール送信、救う会入会を挙げた。支援者が情報を共有できるよう報告会の開催を求め る意見もあり、随時開催していく方針が示された。救う会石川側は支援者の受け皿となる よう組織を強化する考えを示した。
一九八一年六月に失踪し、特定失踪者問題調査会が「拉致の疑いを否定できない」とし ている安達俊之さん=当時(18)=の母道子さん(72)=白山市白山町=も出席した 。
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