北朝鮮核:米朝会談2日目は開かれず | trycomp2のブログ
【ジュネーブ笠原敏彦】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補と北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)外務次官の米朝協議は14日、当初予定されていたジュネーブでの2日目の会談が開かれなかった。ヒル次官補は同日朝、報道陣に対し「我々には解決しなければならない問題があるが、理解は深まっている」と述べ、北朝鮮側と連絡を取り合う方針を示した。
米朝首席協議は14日朝も開かれる予定だった。しかし、深夜まで続いた13日の会談で「すべての核計画の申告」をめぐる両国間の隔たりの大きさが改めて露呈し、仕切り直しが必要になった模様だ。米国は、北朝鮮が協議を提案したこともあり、申告問題で決着を図りたい思惑だったが、期待外れになった。
ヒル次官補は3月中に申告問題を解決しなければ、ブッシュ政権の任期(09年1月)中の核交渉妥結は困難になると危機感を強めている。このため、北朝鮮の求めるテロ支援国家指定解除と申告問題の「同時」決着の検討や、申告の「形式」で柔軟性を示すなど、北朝鮮側に一定の歩み寄りを示してきた。
しかし、協議では申告問題難航の核心であるウラン濃縮疑惑とシリアなどへの核技術拡散疑惑で、米朝間にはその「白黒」をめぐり埋めがたい溝があることが鮮明になった。北朝鮮が姿勢を一転させて疑惑を認めるか、問題を先送りする以外に突破口を探ることは困難となりつつある。
ヒル次官補は14日、式典出席のためポーランドへ移動。金次官は16日までジュネーブに滞在。米国務省のソン・キム朝鮮部長もジュネーブに残り、北朝鮮側と連絡を続ける。
毎日新聞 2008年3月14日 20時43分
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