6カ国協議:「無能力化、ほとんどの措置合意」米首席代表 | trycomp2のブログ

6カ国協議:「無能力化、ほとんどの措置合意」米首席代表

 【北京・堀山明子】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は27日夕、北京の釣魚台迎賓館で約1時間、開幕式や全体会合を開いた。核施設の無能力化と核計画の完全申告など「第2段階措置」の年内履行での合意を目指して調整作業を始めた。

 米首席代表のヒル国務次官補は協議終了後、記者団に寧辺(ニョンビョン)の5000キロワット黒鉛減速炉など3カ所の無能力化について「基本的にほとんどの措置で合意した」と述べた。一方、韓国首席代表の千英宇(チョンヨンウ)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長は「北朝鮮と他国では無能力化の水準に依然差がある」と慎重姿勢を示した。

 また、ヒル氏は、議長国の中国が28日に合意文書の草案を提示する見通しであることを明らかにした。

 開幕式では、議長の武大偉中国外務次官が「今回は協議進展において非常に重要な会議であり、主要な任務は次期段階(第2段階措置)の具体的な行動計画を論議して決めることだ」などとあいさつ。その後、全体会合に移り、8~9月の五つの作業部会の結果が報告された。

 中国外務省によると、千本部長は「経済・エネルギー協力」作業部会で第2段階での北朝鮮への重油95万トン支援のうち、45万トンは重油で、50万トン分は重油関連施設として提供することで各国が一致したと報告した。

 全体会合の開催は今年3月以来。開幕前には米朝や日中などの首席代表が個別に協議し、事前調整を進め、終了後は武次官主催の夕食会も開かれた。

 一方、中国外務省の姜瑜副報道局長は27日の定例記者会見で、今年2月の合意に基づく中国の対北朝鮮重油支援(5万トン)の引き渡しが完了したことを明らかにした。

毎日新聞 2007年9月27日 22時38分 (最終更新時間 9月28日 1時10分)

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