有本恵子さん、きょう46歳の誕生日 赤飯とケーキ「無事帰国」願い込め | trycomp2のブログ

有本恵子さん、きょう46歳の誕生日 赤飯とケーキ「無事帰国」願い込め

 昭和五十八年、北朝鮮に拉致された有本恵子さん=当時(23)=がきょう十二日、四十六歳の誕生日を迎えた。父、明弘さん(77)と母、嘉代子さん(80)は「私たちが生きている間に何とか恵子を取り戻したい」と娘の無事帰国を願いながら赤飯とケーキで誕生日を祝う。

 本人のいない誕生日は今年で二十三回目。恵子さんが日本で暮らした年月と同じだけの時間が拉致後流れた。

 神戸市外大を卒業した恵子さんは昭和五十七年春、英国に留学。そして、帰国直前の五十八年夏、北朝鮮とよど号グループによる日本人獲得工作で北朝鮮に連れ出され、音信は途絶えた。

 北朝鮮の厳しい気候や悲惨な暮らしぶりが報道で伝えられるたびに「無事に暮らせているだろうか」と両親の不安は募る。

 平成十四年の日朝首脳会談で北朝鮮は、恵子さんが招待所で石炭ガス中毒死したとの「死亡宣告」を一方的に伝えた。しかし、「死亡確認書」に記された恵子さんの生年月日も北朝鮮での住所もでたらめだった。

 「恵子が帰ってきたときに日本の生活に慣れるまでの間、お金が必要やろ。私たちがあきらめたら、恵子は二度と帰って来られない」。娘の帰国を信じて兵庫県明石市で営む鉄工所で毎日、働く明弘さんは嘉代子さんとともに、拉致問題の解決を訴え続ける。
Sankei Web 社会 有本恵子さん、きょう46歳の誕生日 赤飯とケーキ「無事帰国」願い込め(01/12 09:41)