ロシア、アジア開銀に正式加盟の希望を表明
日米両国が主導する国際機関、アジア開発銀行(ADB)にロシアが正式加盟の希望を表明し、日米に理解と支援を求めている。しかし、日本政府が消極的なため、ロシア側は6月のドイツでの主要国首脳会議(G8)に合わせて予定されている日ロ首脳会談で、加盟問題を取り上げる構えだ。
京都市内で開催されていたADB総会にオブザーバーとして参加したロシア外務省のコンダコフ経済協力局長が、朝日新聞記者に語った。
ロシアの加盟の意向に対し、出資金の3割以上を占める日米のうち、特に日本が消極的という。
ADBでは「新規加盟は67の全加盟国・地域の合意による」(黒田東彦総裁)というが、実際は日米が影響力を持つ。日本の財務省幹 部は「超大国のロシアが域内国として加盟したら、万一、ロシアに経済危機が起きた場合、ADBによる金融支援が必要になる。規模や影響が計り知れない」と、慎重な理由を説明している。
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