日本の調停案拒否 6カ国会合で北朝鮮
【ワシントン1日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の各国首席代表らが4月に東京に集まった際、日本政府が中国と連携し、米朝双方に対し、北朝鮮が無条件の協議復帰を表明するのを条件に、同国への米国の金融制裁問題を米朝協議で話し合うことを提案したが、北朝鮮が拒否していたことが1日までに分かった。複数の協議筋が明らかにした。中国新聞・主なニュース
舞台裏で進められた日本の調停工作が失敗、妥協可能な提案を拒まれた米国は、さらなる圧力強化に動く可能性があり、6カ国協議再開の行方は一層不透明になった。
米国では強硬派が核問題の対話解決に疑念を強めており、協議の米首席代表ヒル国務次官補も十分な交渉権限が与えられずに、非妥協的な姿勢を貫くしかなかった。ブッシュ政権中枢でも、核問題解決に向け「6カ国協議での実質的な進展を望むのは不可能」との悲観的な見方が出ている。