中国首席代表が今週訪朝 核計画の年内完全申告促す | trycomp2のブログ

中国首席代表が今週訪朝 核計画の年内完全申告促す

 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の議長で中国首席代表の武大偉(ぶだいい)外務次官が、9日から始まる週にも北朝鮮を訪問する方向で調整していることが分かった。北朝鮮首席代表の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官と会談、核計画の完全な申告を年内に行うよう議長としてあらためて要求する。米朝関係筋が8日までに明らかにした。

 訪朝中に北朝鮮側から核計画申告を受ける可能性もあるが、同筋は、北朝鮮が武次官への申告書提出を約束したわけではないとしている。

 10月の6カ国協議合意文書で年末が実施目標とされた第2段階措置は核施設の無能力化は進んでいるものの、別の要件である北朝鮮による核計画申告の遅れなどから、年明けにずれ込む可能性が高くなっている。武次官は今回の訪朝で北朝鮮に合意事項の履行を強く求め、協議プロセスの遅れに歯止めをかけたい考えだ。

 米首席代表のヒル国務次官補は、今月3日から5日まで訪朝したばかり。武次官は6日に北京でヒル次官補と会談、訪朝結果の説明を聞いており、協議の重要な節目となる年末を前に、関係国の動きが慌ただしくなってきた。

 ヒル次官補は訪朝後、金次官らとの協議では核計画申告の内容で「相違点」が残されたことを認めている。このため武次官は、申告が関係国の要求に応える内容になるよう、北朝鮮側と突っ込んだ協議を行い、相違点の克服を目指すとみられる。

 12月6~8日の開催で調整されていた6カ国協議首席代表会合は、北朝鮮が難色を示したため年明け以降にずれ込む見通し。米朝関係筋によると、北朝鮮は他国からの経済支援の遅れなどを問題視しており、武次官が直接説明することによって、北朝鮮の懸念を解消する目的もある。(共同)

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