解除決まったBDA北朝鮮口座…17カ月ぶりに終着駅
これまで北朝鮮指導部を窮地に追いこんだマカオのバンコデルタアジア(BDA)の北朝鮮口座凍結問題が17カ月ぶりに終着駅に到着する。マカオを訪問中の米財務部デニアル・グレーザー金融犯罪担当副次官補は27日「BDAに関する財務部の調査が現在、結論段階に入った」と述べた。
香港駐在米国総領事館のデール・クレイシャースポークマンも前日「BDA凍結口座に対する米国と北朝鮮間の論議が進み、米財務部がBDA問題を解決する措置を取れることになった」とし「マカオと香港政府に調査結果を説明するために財務部代表団が訪問した」と説明した。
◆解除される北朝鮮資金は1200万ドル前後=グレーザー副次官補が率いる米代表団は近いうちにマカオと中国政府に調査結果を公式的に知らせる方針なので、早ければ来週、遅くても来月中旬にはBDA問題が解決するものと伝えられた。
ワシントンのある消息筋も26日「米財務部がBDAの50の北朝鮮口座資料に対する調査をほとんど終えたと聞いている」と述べた。別の消息筋は「中国とマカオ政府が米財務部の調査結果を公式的に知らされればマカオ金融政府がBDAに北朝鮮口座の一部に対する解除手続きを踏むよう伝えるだろう」と述べた。
解除される北朝鮮資金は全凍結資金2400万ドルのうち約1100万~1300万ドルになるものと伝えられた。ある消息筋は「北朝鮮は相変らず全額を解除してくれと言っているが、米国は合法的な資金だけ選別して解除する方針」と述べた。
こうした中、6カ国協議北朝鮮側首席代表である金桂冠(キム・ゲグァン)外務省次官が米国を訪問するために27日午前、中国北京に到着した。金副相は来月5日、ニューヨークで開かれる朝米国交正常化実務グループ会議に出席する予定だ。ニューヨーク訪問に先立って副相はサンフランシスコに立ち寄って非政府機構(NGO)関係者たちと会い、講演するということだ。北朝鮮高位官吏が政府間交渉のために米国を訪問するのはブッシュ政権発足後初めてのことだ。
◆北朝鮮朝光(チョグァン)貿易職員、慌ただしい動き=凍結資金解除に備え、北朝鮮側は現在、中国珠海にある代表事務所格の朝光貿易に職員を派遣して準備作業をしているということだ。マカオ現地消息筋は「北朝鮮側は解除される資金を北朝鮮が管理する別の口座に全額振込むものとみられる」と話している。
マカオ=チェ・ヒョンギュ記者
ワシントン=カン・チャンホ特派員
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